仮想通貨大好きサラリーマンのnekkoです。今回は私がガチホしているTHETA、TFUELについて、どの様な通貨なのか、将来性には期待できるのか?どうすればTFUELを稼げるのか?について解説します
※本件記事は私の知りうる情報を記載しているものであり、主観的な見解も交えています。記事に誤りがありましたら、ツイッターまでメッセージ頂けると幸いです。また、紹介した通貨への投資をお勧めするものではありません。投資は自己判断でお願いします
THETA(TFUEL)の概要
THETA(シータ)とは、分散型動画配信ネットワークであるシータ・ネットワーク(Theta Network)のネイティブトークンであり、TFUELはシータネットワークの独自通貨です
日本ではまだまだ知名度の低いコインですが、R2年4月24日時点でTHETAは仮想通貨時価総額(cmc)ランキング18位、TFUELは73位となっており、総額で見るとかなりの規模があるトークンだと分かります。ちなみに日本で人気のIOSTは96位
THETAが目指す分散型動画配信ネットワークとは何か?
動画配信サイトはYouTube、ニコニコ動画やミルダムなど複数存在していますが、現在利用されている動画配信サイトのほぼ全てが、中央集権型の動画配信サイトです
中央集権型の動画配信サイトは運営会社がそのサーバーの維持や規約の管理を行い、広告収入などによって収益を得ることを目的としています
これに対して、THETAが目指す分散型動画配信ネットワークは特定の誰かにその運用を任せることなく、自律運営が可能なものです
具体的に言うと、THETAは動画配信のプラットフォームですが、中央集権的なサーバーを持たず、特定の企業が管理することも有りません。シータネットワークを利用する皆で維持・管理します
皆で維持・管理することにより、サーバーの維持や人件費等インフラに掛かる費用が少なく済み、配信者の収益の最大化やこれまでになかったサービス(動画視聴者への配当)などが可能になります!
シータネットワークにはソニーの関連企業ほかに、Samsung、Binance、Googleといった企業がバリデータとして参加しており、それらの外部バリデータと、Theta Labsの内部のバリデータでネットワークが運営されています。スゴイ面子・・!!
また、バリデータネットワークに加えて、現在では3000を超えるGuardianノード、50000を超えるエッジノードが稼働しています。ノード参加者は増え続けており、プロジェクトは成長しています
なお、動画配信についてはベータ版ですが、ThetaTVが既に稼働しています↓
トークンの役割
シータネットはワークには、ネイティブトークンのTHETAとTFUELという2種類の通貨がありますが、それぞれ役割が異なります
Theta Networkの非中央集権的な仕組みを管理するため仕組み(バリデータ)に必要なガバナンストークン
ValidatorまたはGuardianノードとしてステークするために使用され、ThetaNetworkのブロック生成とプロトコルガバナンスに貢献。ノードをステーキングして実行することにより、新しいTFUELを獲得できる
THETAの供給量は10億枚に固定
ビデオストリームを共有するため、またはスマートコントラクトを展開または操作するためのエッジノードへの報酬
各種シータネットワークの手数料(ガス代)
その他商品との交換、配信者への投げ銭
TFUELの初期供給量は50億枚。一定の割合で年々増加しているが、手数料などで支払われたトークンは一部燃焼。今後利用用途拡大予定
THETAトークンはシータネットワーク上の「投票権」、TFUELはシータネットワーク上の「お金」みたいなイメージを持つと分かりやすいかもれません
分散型動画配信プラットフォームを運営していくためには当然誰かに働いてもらわないといけません。ルールを決める人や、サーバーが必要です。しかし、誰もタダではやりたくないですよね。そこで報酬として使われるのがTFUELです
TFUELはシータネットワークにおける「お金」だと言いましたが、既にthetaTVにて商品と交換するサービスが開始されています(日本に届けてくれるかは不明。多分無理・・)
↑売り切れ状態ですが、ニンテンドースイッチも購入できた様です
THETA、TFUELに期待する理由
・今後成長しそうな分散型動画配信プラットフォームにおいて独占的な地位を築いている
→ライバルが現状居ない、特許も複数取得済み
・動画配信者だけでなく、視聴者も美味しい画期的なシステム
→動画を見るだけでTFUELが貰える
・開発メンバー、パートナー企業が豪華
→YouTubeの共同創設者を初めとして、とても豪華なメンバー
eスポーツを中心として、動画配信を見る人は今後益々増加していくと言われており、市場は拡大傾向です。そして、分散型の動画配信プラットフォーム界において、THETAは独占的な立場となっておりライバルは見当たりません
従来からある中央集権的なYouTubeなどのプラットフォームとユーザーを奪い合う展開になることが予想されますが、配信者・視聴者にメリットの大きいTHETA(THETA TV)は強みを持っていると言えます
THETAネットワークの利用者が増えるほど、TFUELの価格上昇につながる
TFUELはシータネットワークにおける「お金」の様なものですが、その価値はシータネットワークを利用する人が増えるほど高まっていくと考えられます
TFUEL(THETA FUEL)はその名の通りFUEL(燃料)として燃やされ消費されます。6月にはメインネット3.0の実装が予定されていますが、今後、利用用途の追加と共に燃焼システムの構築も進んでいきます
TFUELを必要とするエリートノードの追加
TFUELの支払いによる配信者のトラフィックの優先度向上
ガス代その他手数料として使われるTFUELの焼却
シータネットワークはNFTにも参入していますが、やはりメインは動画配信(thetaTV)です。今のところ、thetaTVベータ版ですが、配信者も視聴者も少ない状況です
thetaTVが本格稼働した後、配信者、視聴者を順調に増やすことができればTFUELの需要は必然的に高まっていくでしょう
現状、THETAの稼働しているシステムはベータ版で、TFUELはノードや動画視聴者への報酬によりインフレが進んでいます。用途が少ないのに産出が多い状態なので、しばらく価格上昇は見込めないかもしれません
しかしながら、シータネットワーク、thetaTVの発展してくのであれば、いずれは需要が供給を上回り価格が上昇していくことでしょう
TFUELの稼ぎ方
現状、TFUELは大きく分けて2つの方法で稼ぐことが可能です
1.ノードへの参加
2.Theta TVで稼ぐ
ノードに参加してTFUELを稼ぐ
現在、一般ユーザーが参加できるノードはガーディアンノードとシータエッジノードの2種類ありますが、ガーディアンノードは参加するのに最低1000THETAを必要とするなど少しハードルが高いので、今回はシータエッジノードのみを紹介します
エッジノードに参加するとシータネットワークを介してビデオストリームを中継し、報酬としてTFUELを獲得します
ノードに参加するには、PCにアプリをインストールする必要があります
Windows版→Windows
MacOS版→macOS
また、報酬の受け取りにはウォレットが必要ですのでウォレットも用意しておきましょう。何のウォレットを使ったら良いかわからない方は、「シータウォレット」がありますので、これを使うのが間違いないかと思います(メールアドレスを用意するだけで作れます)
インストールしてアプリを起動すると、エッジノードダッシュボードが表示されます
これで準備OK!後は放置するだけです
左側のCache Computeを押すと現在のジョブを確認できます。ジョブを終了したいときはEdge CacheやEdgeComputeの横のスイッチを操作してください。緑色になっている間はONの状態でエッジノードが自動的に仕事を見つけてきてパソコンの余剰性能を使って処理していきます
ジョブが完了する度に報酬がもらえますが、処理速度や報酬量はパソコンの性能次第です。私のMacbook proだと、一日動かしても3TFUEL行かないくらいです。マイニングPCなどガチ構成で参加した場合はそれなりに稼げそうですが、TFUELの現在の価値ではBTCのマイニングをしている方が稼げる・・かもしれません
また、エッジノート画面左下のステーキングではTFUELを預けて増やしていくことができます。これがメインネット3.0にて本格稼働を予定しているエリートノードです。ただこれ・・預けるためには最低でも1万TFUELです。現状APYが低いので預けなくても良いレベル。。
ThetaTVで稼ぐ
ノードに参加して報酬を得る以外にも、Theta TVに登録し、配信中の動画を視聴するだけでTFUELがもらえます。視聴するだけなのでお手軽ですが、ネットワークの状態によって貰えたり貰えなかったります
一日見ても1TFUELもいかないので儲かるかどうかと言うと微妙。後はエッジノードのブロードキャストから配信して、視聴者から投げ銭をもらうと言う手もあります笑
今のところ視聴者が少ないので稼げるかと言うと微妙ですが、日本人のストリーマーはほぼ0なので将来を見据えてやってみるのはアリだと思います笑
まとめ
今回は私がガチホ中のTHETA、TFUELについて、将来性と稼ぎ方を紹介してみました
仮想通貨は現在、第2のバブルを迎えて盛り上がりを見せており、日々数え切れないほどの新たな通貨が生まれています
そして最近注目を集めているのはdifi、NFT、取引所トークンなのかなと感じていますが、これらのトークンは非常に種類が多く、また明確な差別化もされているとは言えません。そんな中で、THETA(TFUEL)は分散型動画配信プラットフォームとして、明確な地位を築いてきています
まだまだ知名度も低く、利用者も少ないプラットフォームですが、動画配信×ブロックチェーンによる分散化はこれまでになかったものであり、今後の期待は膨らむばかりです